宮崎県は、12月12日に「男性育休取得支援セミナー」を開催する。有識者によるトークセッションや県内企業の事例発表を通じて、「仕事と育児の両立」を望む従業員への向き合い方や会社としての環境整備など、今後の「働き方」や組織のあり方を考える。受講は無料。県内企業に勤務していれば誰でも参加できる。
第1部のトークセッションでは、コネヒト株式会社の瀧野祥生取締役CFOと産業医・産婦人科医・医療ジャーナリストの平野翔大氏を講師に招き、▽男性の家事育児参画に関する思い込み5選▽2025年4月からの育児・介護休業法の改正ポイント▽男性育休取得を企業が推進するメリット―などを解説する。
第2部の事例発表では、クラウドツールをを活用して休暇中のサポート体制を整備し、男性育児休暇の完全取得や所定外労働の削減を推進する株式会社岡崎組、育児休業等が取りやすい環境や復職しやすい環境を整え、従業員のワーク・ライフ・バランスの実現を推進する株式会社オロ宮崎が、それぞれ発表を行う。
セミナーは、対面とオンラインを併用して開催する。対面の会場はJAアズムホール別館2階202号室。時間は14時~16時。参加希望者は、所定の申込書に必要事項を記載し、12月5日までに送付するか、専用フォームから申し込む。オンライン受講の申込者には、YouTubeライブ試聴のURLをメールで通知する。
詳細は宮崎県のホームページ(トップ→教育・子育て→こども・子育て・青少年→子育て支援事業)で確認できる。問い合わせ先は事務局(テレビ宮崎商事株式会社、電話0985-27-8980、メールkosodate@umk-s.co.jp)。
《セミナーの開催案内》