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親子で「土木」とふれあう 西臼杵地区でイベント開催

      

▲写真はイベントの模様

 高千穂地区建設産業団体連合会と宮崎県西臼杵支庁土木課、高千穂町役場建設課、日之影町役場建設課、五ヶ瀬町役場建設課が主催する「土木の日ふれあい祭り2024」が、11月16日に高千穂町総合公園で行われた。多数の親子連れが来場し、建機の試乗や土木にちなんだイベントに挑戦するなど、親子で土木とふれあった。

 社会資本整備の重要性を再認識するとともに、土木技術及び土木事業に対する理解を深めてもらうため、11月18日の「土木の日」に合わせて、全国各地で土木に関するイベントが催されている。今回の「土木の日ふれあい祭り」は、地域の安全・安心で快適な生活に重要な役割りを果たす「土木」に親しんでもらおうと開催した。

 職業体験コーナーでは、ドローンの飛行実演や高所作業車の乗車体験、レンガのアーチ橋づくり、バックホウによる模型魚釣り体験に子ども達が挑戦。このほか、モルタルを使った手形の作成体験やモザイクタイルの貼付体験、ミニユンボでのお菓子すくいなど、盛りだくさんのイベント内容に、子ども達から大きな歓声が上がった。

 会場では、バックホウやダンプカー、クレーン車等の展示・試乗体験も実施。現場写真の展示や塗り絵体験、土木カードゲームも行われ、親子で楽しみながら土木を学んだ。このほか、国道218号五ヶ瀬高千穂道路の童里トンネル工事の現場見学会も行った。

 高千穂地区建設産業団体連合会の工藤勝利会長は、「子ども達に建設業について理解や興味を持ってもらい、将来的な担い手の確保・育成に繋がれば」と期待を込めた。

 イベントには、高千穂地区建設業協会、稲尾リース株式会社高千穂営業所、株式会社キング高千穂営業所、株式会社コマツレンタル宮崎高千穂店、西臼杵生コン事業協同組合、県北地区土木コンクリートブロック事業協同組合、宮崎県測量設計業協会西臼杵支部、宮崎県クレーン協会県北支部、西臼杵ダンプ運送事業協同組合が協賛した。