▲写真は挨拶する堀之内社長、大会の模様
大淀開発株式会社(堀之内芳久代表取締役社長)は11月11日、都城市内で2024年度の安全大会を開催した。大会には、同社及び協力会社の職員ら総勢約400人が参加。安全表彰や安全講話、安全宣言を通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図り、無事故・無災害の達成に邁進することを誓った。
安全衛生委員長として挨拶に立った堀之内社長は、昨年度を大きな事故なく終えたことに関して「皆様の安全意識の高まりと協力のたまもの」と感謝の意を示し、今大会が「関係者が一堂に集結し、誓いを立てる場」であることを強調。互いにパートナーとして認識し合い、コミュニケーションをとることの重要性を説いた。
安全表彰では、安全衛生に関する取組が顕著だった優秀社員2人、優秀工場・作業所3件、優秀協力企業5社、優秀職長6人に対して、表彰状と記念品が贈られた。
安全対策室の白濵久男室長は、県内に於ける労働災害の発生状況や死亡災害の事例を説明。危険性や有害性を踏まえた「リスクの見積もり・優先度の設定・リスクアセスメントの実施」など、適切な労働災害防止対策を講じる重要性を説き、「人命最優先で、労働災害ゼロを目指していこう」と呼び掛けた。
協力会社を代表して安全の誓いを述べた有限会社齋藤鐵工所の齋藤嘉憲代表取締役は、「安全管理の重要性を深く認識し、安全意識の高揚を図り、作業所の環境整備に努めるとともに、作業標準のルールを忠実に守り、労働災害の防止に全力を尽くす」と宣言した。
大会では、株式会社経済法令研究会及び一般社団法人日本NLP能力開発協会の服部恵美氏を講師に招き、「職場のハラスメントを防止しよう~心理学を活用したコミュニケーションスキル~」をテーマに講演会を開催。職場の円滑な人間関係を構築するためのコミュニケーションを学び、互いに尊重し合える職場づくりに繋げるよう求めた。
表彰受賞者は次のとおり(敬称略)。
▽優秀社員=飯干真敏(土木部工務課)、長友洸(建築部工務課)
▽優秀工場・作業所=製造部整備課(松元国彦、坂元浩志)、日南・志布志道路益安地区改良3工区(その3)工事(前田淳、髙山洋介)、宮崎トヨタグループ串間店新築工事(長友洸、新原幸一、永友大介)
▽優秀協力企業=南国殖産、日南建設、齋藤鐵工所、西田土建、田中鉄工
▽優秀職長=二山武(島大組)、羽月精作(アクエアー)、牧野功太郎(豊和建設)、松田和哉(日南建設)、横道賢太郎(東亜建硝)、米満浩二(アクティブ)。