県内の各土木事務所と西臼杵支庁、建築主事を置く宮崎・都城・延岡・日向の4市は、10月21日に「一斉建築パトロール」を実施した。県内84箇所の建築工事現場等で施工体制を点検した結果、違反建築物は確認されなかった。
一斉パトロールは、10月15日~21日の「違反建築防止週間」に合わせて、県内全域を対象に実施しているもの。市町村や消防署、建築関係団体等の協力のもと、17班体制(130人)・車両39台で建築工事現場等を巡回した。
パトロールの結果、違反建築物は確認されなかったが、確認表示板の未掲示に対する指導が4件あった。県や市は、建築確認や完了検査、適正な工事監理の徹底を図り、建築物の安全性の向上と良好な市街地環境の形成に努めるとしている。