▲写真は作業の模様
宮崎県防水工事業協同組合(平木泰英代表理事)は10月15日、宮崎市立赤江小学校と赤江東中学校で2024年度の防水に係る奉仕活動を行った。今年度の活動には、会員企業22社から52人が参加。災害発生時に地域の避難場所となる学校施設の点検・清掃作業に早朝から心地良い汗を流した。
地域社会に融和し、愛される組合であり続けるため、同組合では各地で地域貢献活動を展開し、宮崎県や宮崎市と災害時の応急対策等に係る防災協定も締結している。こうした地域貢献活動の一環として、1997年から公共施設の点検・清掃作業を実施。37回目となる今回の活動を含め、72箇所で活動を実施している。
作業当日、赤江東中で行われた開始式で平木代表理事は、災害時に避難所となる学校施設を対象とした奉仕活動の意義を強調。「日頃の業務で培った私達の専門技術を生かし、施設をしっかりと整備して、地域の安全・安心に貢献しよう」と意気込みを述べた。
開始式ではこのほか、組合顧問を務める宮崎市議会の森太議員が挨拶。赤江東中学校の井上讓司校長は、ボランティアによる施設整備に感謝の意を示し、「明日(16日)から生徒が登校してくる。綺麗になった校舎を見てもらいたい」と話した。
赤江東中では、高所作業車や脚立を使用して、校舎外壁及びベンチ等の高圧洗浄を行ったほか、建物屋上のドレン周辺に生えた雑草や土砂等を除去した。赤江小では、校舎屋上に水がたまり、一部で水漏れが生じていたことから、ドレン周辺の清掃や設備の点検・調査を実施。また、側溝に堆積していた土砂をスコップで掻き出して撤去した。
活動の参加企業は次のとおり(順不同)=▽アイワ工業▽エイエフ工業▽さつき工業▽三愛工業▽三紘▽新和工業▽スイケン▽タイヨー▽ヒダカシーリング▽ファステム▽双葉工業▽宮崎シーリング▽宮崎日光工業▽ムトウ工業▽ヤマシタ防水▽やまだ防水工業▽エフ・ティ・エス▽スギタ▽ニシイ▽福田商事▽コニシ▽七王工業。