▲写真は作業の模様
一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は10月11日、宮崎市立宮崎東大宮中学校で2024年度の「技術メンテナンス奉仕作業」を実施した。作業には、中央支部の会員企業12社から約30人が参加。経年劣化で開閉しにくくなった窓やドアのメンテナンス作業に、早朝から心地良い汗を流した。
メンテナンス奉仕作業は、30年以上前から毎年続けている主要事業の一つ。秋休み明けの登校日を前に、生徒や教職員が安心・安全で快適な学校生活を送ることができるよう、宮崎市内の学校施設を対象に、技術を活かした地域貢献活動として継続している。
開始式で挨拶した松下会長は、会員企業からの多くの参加に感謝の意を示しつつ、「将来の宮崎を担う子ども達が安全に勉強できる環境を私たちが提供できれば」と奉仕作業の意義を強調。「子ども達に『使いやすくなったね』と言ってもらえるよう、安全第一で作業にあたってもらいたい」と呼び掛けた。
参加者は、学校からの要望や事前に会員が行った点検結果を踏まえて作成したチェックリストの内容を確認。北校舎・中校舎・南校舎・体育館などの各持ち場に分かれて、開閉しづらくなったドアや窓の状態を確認しながら、アルミサッシの建付調整や戸車の交換、クレセント錠の取り替え、ビスの増し締めなどを行った。
東大宮中学校の三田明生校長は、「当校の修理をボランティアでしていただき、とてもありがたい。子ども達が気持ちよく生活できるよう、力添えを御願いしたい」と話した。宮崎市教育委員会学校施設課の井手口博主幹は、「毎年、学校施設のメンテンナンスを行っていただき、ありがたい」と感謝の意を示した。
参加企業は次のとおり▽石田トーヨー住器▽岩切商事▽エス・ケイ・ジー▽オーゾノ建材▽三鋼建材▽サンケン▽大和物産▽西尾▽西日本アルミ建材▽ヒラヌマ▽フェニックストーヨー住器▽宮崎施設機械。