宮崎県は、10月30日に対面とWEBを併用した2024年度「第2回木造住宅耐震診断士養成講習会」を開催する。受講は無料。定員は、会場参加が30人程度、WEB参加が50人程度。10月23日までホームページ内のリンクから受講申し込みを受け付ける。定員に達し次第、申し込みを締め切る。
巨大地震等による建築物の倒壊等を未然に防止し、県民の生命や財産を保護するため、県は市町村と連携し、1981年以前に着工した木造住宅の耐震化を支援する「宮崎県木造建築物等地震対策加速化支援事業」に取り組んでいる。
講習会は、事業の対象となる木造住宅の耐震診断の標準的な手法等を広く周知するために開催するもの。事業を活用して耐震診断や耐震改修設計等を行う場合は、当該講習会を受講し、宮崎県木造住宅耐震診断士として登録される必要がある。
受講対象者は、一級建築士・二級建築士・木造建築士の有資格者。講習では、宮崎県木造住宅等耐震化支援事業の概要や市町村の助成制度、木造住宅耐震診断士の登録制度要綱及び申請手続き、木造住宅の耐震診断から耐震補強工事までの流れを説明する。
対面形式の会場は、県庁7号館4階744号室。時間は14時から3時間程度。筆記用具や電卓を持参する。受講者には、木造住宅耐震診断士の登録申請に必要な修了証を交付する。会場参加に限り、CPD認定プログラム(3単位)となる。
詳細はホームページ(トップ→くらし・健康・福祉→社会基盤→住まい・建物→耐震化対策)で確認できる。問い合わせ先は、県土整備部建築住宅課建築指導担当(電話0985-26-7195、メールkenchikujutaku@pref.miyazaki.lg.jp)。
《講習会の開催案内》