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建機メーカーら6者がプレゼン ICT推進コンソーシアム

      

▲写真はプレゼンの模様、挨拶する黒木会長

 宮崎県建設業ICT推進コンソーシアム(黒木繁人会長)は、1月26日に宮崎市内で建機メーカーやリース関連会社による合同プレゼンテーションを行った。会員企業の代表や技術者ら多数が参加し、プレゼンを行った6者が、現場の生産性向上や業務の効率化を支援する各社の新技術及びサービス等を積極的にPRした。

 開会挨拶で黒木会長は、ICTやデジタルを活用して生産性向上や効率化を図り、これを働き方改革の推進、利益の確保に繋げる仕組みをつくることが建設DXであると指摘。一番の課題に社内の意識醸成を掲げ、協会としてこうした課題に取り組む考えを示すとともに、若年層の入職促進や地域貢献にも繋げていきたいと述べた。

 プレゼンの参加企業は、▽SORABITO株式会社▽コマツ宮崎株式会社・株式会社株式会社EARTHBRAIN▽日立建機日本株式会社▽キャタピラー九州株式会社▽コベルコ建機日本株式会社▽株式会社アクティオ―の6者(発表順)。

 SORABITOは、建機のオンラインレンタルサービス「i-Rental」を紹介。デモ画面を示しながら、類似した過去の現場で使用した商品を確認しながら注文できる機能や、現場ごとに稼働中の商品・数量を常時把握できる機能など、「借りる」「返す」「管理する」の3つの視点でサービスのメリットを説明した。

 コマツ宮崎と関連会社のEARTHBRAINは、現実の現場で収集した様々なデータをデジタルで再現し、これを解析して見える化や最適化を図ることで、リアルタイムで工程等を改善することができるサービスを紹介。作業時間の短縮や手戻り等に伴うコストの縮減を図り、これを利益に還元することができるとPRした。

 日立建機日本は、自社で所有するドローンの空中写真を3次元化するにあたり、写真解析とモデル出力をクラウドサービスとして提供する「ポイントクラウド」を紹介。高性能パソコンや専用ソフトウェアを必要とせず、空中写真をアップロードするだけといった操作性のほか、簡単な体積・距離計測も行えることを紹介した。

 キャタピラー九州は、2Dガイダンス機能とアシスト機能を標準装備した油圧ショベル「320」シリーズについて、実機の稼働状況の動画を交えて紹介。チルトバケットやチルトローテータ―、3Dマシンコントロールなど、後付け可能な汎用性や機能の拡張性の高さ、イニシャルコストに対するアジャスト性をPRした。

 コベルコ建機日本は、バケットが45度チルト・360度回転する油圧ショベル用先端アタッチメント「チルトローテータ」を紹介。従来のバケットに加え、リッパーやアスファルトカッターといった特殊なアタッチメントを備えていることや、バケットのチルト角度や高さを制御する3Dマシンコントロール機能を説明した。

 アクティオは、PCやスマホ、タブレットから利用できるWeb注文サービスを紹介。また、屋内などの非GNSS環境でUAV測量やデータ解析を行うことができるサービスを共同開発していることや、万博工事での活用に向けて、小型の建設資材や機械を搬入する輸送用ドローンの実証実験を行っていることを説明した。