建設ネット企画画像 四角 四角

サンマリンスタジアムで清掃活動 宮崎県法面保護協会

      

▲写真は活動の模様

 一般社団法人宮崎県法面保護協会(河野裕介会長)は1月26日、宮崎県総合運動公園内のひなたサンマリンスタジアム宮崎で、2023年度のボランティア活動を実施した。プロ野球チームがキャンプに訪れる球場を選手や観客に気持ち良く使ってもらおうと、会員企業の職員ら約90人が参加して、施設の清掃作業に汗を流した。

 宮崎県法面保護協会では、1997年の社団法人化を契機に、公益団体としての社会的責任を果たす観点から、地域貢献活動を積極的に展開している。これまでに、養護学校の図書購入費助成や福祉関係団体への寄付、公共施設の清掃作業などに取り組んでおり、サンマリンスタジアムの清掃作業は今年で13回目を数える。

 作業当日、開始式で挨拶に立った柳橋恒久副会長は、会として様々な地域貢献活動に取り組んでおり、その中でも、サンマリンスタジアムの清掃が、長年取り組んできた活動の一つであることを説明。キャンプに訪れる選手や観客に「宮崎の球場は美しい」と思ってもらえるよう、「安全第一でしっかりと清掃を行って」と呼び掛けた。

 宮崎県宮崎土木事務所河川砂防・都市公園課の今村拓也課長は、活動がスポーツランドみやざきの知名度向上に大きく貢献していることに感謝の意を示し、更なる支援と協力を求めた。施設を管理する宮崎県スポーツ施設協会の萩尾英司事務局長は、県内の高校野球児の聖地でもある同球場の清掃に対して「心から感謝している」と述べた。

 川浦幸治理事が作業内容や注意事項を説明し、参加者は各自の持ち場で作業を開始。高所作業車を使用して、梁上部に散乱した鳩糞の除去やバードレスマットのメンテナンスを行ったほか、スタンド内の客席の拭き上げ、通路の清掃、記者室の窓拭きに協力しながら取り組んだ。作業終了後には、球場内は見違えるように綺麗になった。