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スポーツパーク整備へ、実施設計案まとめ 延岡市

 延岡市は、若者を中心に人気のスケートボードや3on3バスケットボール、BMX等のアーバンスポーツを楽しめる「スポーツパーク」の整備に向けた実施設計案をまとめた。ヘルストピア延岡の南側緑地(妙田公園西広場)に、スケートコートやバスケットコート、照明設備等を整備する。概算工事費は約2・2億円を見込む。

 東京2020オリンピックを契機として、全国的にアーバンスポーツの競技人口は増加しているが、市内にはこれらを安全に行える場所が少ないこともあり、市民から施設整備を求める声が寄せられていた。このため、有識者や関係団体、学生らでつくる検討委員会で協議を重ね、このほど整備に係る実施設計案をまとめた。

 施設の整備コンセプトには、「大人から子どもまで皆が楽しめる施設」「地域の魅力となる施設」「協働による施設整備」を掲げる。誰もがいつでも気軽に利用でき、自由に楽しめる施設を目指すとともに、周辺の公共施設と一体となった新たな賑わいの創出・活性化につなげる施設としての機能を確保し、交流人口の増加に繋げる。

 実施設計案による整備概要は、スケートコートが1580㎡(コンクリート舗装)、3on3バスケットコートが620㎡(樹脂系カラー舗装、樹脂系すべり止め)。このほか、付属施設・設備として、照明設備やフェンス・防音壁、駐輪場、休憩所、監視カメラを備える。既設のトイレ部分を含めた敷地面積は2600㎡。

 スケートボードやインラインスケート、BМXを楽しむことができるスケートコートは、地面をコンクリート舗装したうえで、セクションと呼ばれる構造物を配置する。コート内入口付近に、比較的初心者が利用しやすいようなフラットスペースやセクション、手すり等を配置し、奥側には中級者などが好むセクションを配置する。

 2面のコートを備えるバスケットコートは、利用中の飛球対策として、ゴールを背中合わせに配置する。加えて、コートの1面には、ミニバスケットボール用として、向きと高さを変えたゴールも配置し、小学生以下の子どもも利用しやすい設計とする。外部への飛球対策として、周囲には5mの高さの防球フェンスを設置する。

 施設内には照明設備4基を整備。スケートコート及びバスケットコートは、周囲を全てフェンス(高さ1・2m~5m)で囲む。周辺住宅地への防音対策として、施設南東側に防音壁を設置。現存する休憩所(四阿)は撤去し、新たな休憩所を設置する。利用者の安全対策や利用時間外の侵入防止のため、監視カメラ6基を設置する。

 現時点での概算工事費は約2億2000万円。昨今の建設資材等の価格上昇やセクションの充実、整備面積の拡大、防球フェンスの高さ延長、監視カメラの設置等により、基本方針策定時から約1億円増えた。市は、24年度予算に建設工事費を計上し、24年度中の完成及び25年度の供用開始を目指している。

実施設計案はホームページ等で公開し、市内居住者等を対象に1月26日まで意見を受け付けている。

スポーツパークの実施設計案