▲新施設のイメージ図
小林市は2月4日から18日にかけて、健幸のまちづくり拠点施設(複合型体育館)整備に関するパネル展示説明会を、市内各地で順次開催する。新施設を整備するに至った経緯や建設場所である運動公園の現況、新施設の配置計画及び平面計画、事業者選定に係るプロポーザルの内容などをパネルで紹介する。
経年劣化が進む市民体育館やその周辺施設が抱える課題の解消に加え、市民のニーズを踏まえ、体育館機能や健康づくり機能、子育て支援機能、避難所機能を備えた拠点施設を総合運動公園内に整備する。基本設計は内藤建築事務所が担当し、実施設計と施工、施工監理は、前田建設工業を代表構成員とする共同企業体が請け負う。
新施設の規模は、構造がRC造一部S造、階数が地上2階建、建築面積は約5374㎡、延床面積は約6170㎡。耐震安全性の分類は、構造体がⅡ類、建築非構造部材がA類、建築設備が乙類とする。1階にアリーナ等の体育館機能や子育て支援センター等の健康づくり・子育て支援機能を配置し、2階に観覧席などを設ける。
設計及び施工を請け負う共同企業体は、代表構成員が前田建設工業、その他の構成員が坂下組、坂口建設、内藤建築事務所、臣建築設計事務所。契約金額は41億5900万円。内訳は、実施設計業務が1億1409万5700円、施工業務が40億0590万4300円、工事監理業務が3900万円。金額はいずれも税抜。
説明会の開催日時と会場は、小林地区が2月4日~6日に小林市役所1階交流スペース、野尻地区が9日~11日に野尻庁舎1階ロビー横会議室、須木地区が16日~18日に須木総合ふるさとセンター1階ロビー。時間はいずれも9時~16時(12時~13時を除く)。説明会の案内はホームページで確認できる。