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石崎の杜歓鯨館、屋外プールの市場調査 宮崎市

 宮崎市は、石崎の杜歓鯨館の屋外プールの利活用に係るサウンディング型市場調査を実施する。経年劣化により、現在、使用を中止している屋外プールの売却・貸付に関する可能性調査や、これが可能な場合の使用用途等に関する調査を行い、今後の利活用に関する検討を行う。9月25日から随時、アイデアや提案を受け付ける。

 石崎の杜歓鯨館(佐土原町下那珂)は、市民の健康増進やスポーツ振興を目的として、2011年にオープン。施設内には、大浴場や日本水泳連盟公認の屋内温水プール(25m)、トレーニングルーム、会議室、売店・軽食スペース等を備え、みやざきB・Kグループ(代表構成員=文化コーポレーション)が指定管理者を務める。

 一方で、屋外プールに関しては、防水シートの劣化やコンクリート壁の破損等により使用に耐えない状態であり、現在、利用を中止している。こうした状況を踏まえ、民間事業者による新たな発想やアイデアを活用し、歓鯨館全体で賑わいの創出を図る。

 今回の調査では、▽現状での屋外プールの売却もしくは貸付の可能性▽売却・貸付の可能性がある場合に想定される使用用途▽現状での売却・貸付の可能性がない場合の条件(無償譲渡・解体)―について、公民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両方を募集する。市場調査の結果を踏まえ、市は予算措置を検討する。

 調査に関する詳細は、ホームページ(みやPORT、ホーム>産業・事業者>公民連携>窓口)で確認できる。問い合わせ先は、観光商工部スポーツランド推進課(電話0985-20-5151、メール17kankou@city.miyazaki.miyazaki.jp)。

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