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東九州道・清武南~日南北郷間 開通後の整備効果まとめ

 国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所は、東九州自動車道・清武南IC~日南北郷IC間の開通から3カ月後の交通状況と開通効果をまとめた。当該区間の開通に伴い、これと接続する日南北郷IC~日南東郷IC間の交通量が開通前と比べて88%増加した一方で、並行する国道と県道の交通量が減少した。

 清武南IC~日南北郷IC間(17.8㎞)は、災害に強いネットワークの構築や安全・安心な救急医療体制の確保、広域周遊観光ルートの形成等を目的として、2023年3月25日に開通。18年3月に開通した日南北郷IC~日南東郷IC間(9.0㎞)などと接続し、日南市と宮崎市が初めて高速自動車国道で繋がった。

 開通から3カ月後の交通量(半日あたり)は、清武南IC~日南北郷IC間で6016台。これと接続する既存開通区間の日南北郷IC~日南東郷IC間は、開通前の3771台から88%増の7085台となった。一方で、並行する国道220号の交通量は48%減の3488台、県道28号は78%減の853台となった。

 開通区間を利用した運送ルートにより、油津港や目井津港から宮崎市内方面への運送時間が短縮。速達性の確保に伴い、余裕時間が生じて、ドライバーの負担も軽減した。

 日南市内の観光施設では、アクセス性の向上で県内外の遠方からの観光客が増加し、売上が向上。道の駅なんごう周辺で開催された「ジャカランダまつり2023」では、前年比で観光客が約4割増加し、道の駅の売り上げは約2倍となった。

 このほか、当該区間の開通に伴い、県立日南病院から宮崎市郡医師会病院への所要時間が国道220号利用時と比較して34分、県道28号利用時と比較して17分短縮されるなど、広範囲での救急輸送が支援可能となった。