国土交通省九州地方整備局と一般社団法人日本建設機械施工協会九州支部、九州各県及び政令市は、10月から「i-Construction(ICT施工)技術講習会」を各地で開催する。宮崎会場は10月31日に宮崎市民文化ホール。時間は10時30分~16時15分。参加無料。定員100人。10月17日まで申し込みを受け付ける。
建設現場の生産性向上を図るi-Constructionの一環として、起工測量や3次元データの作成、施工、維持管理、監督・検査の一連のステップにICT技術を活用する取り組みが国や各県で進められている。i-Constructionの更なる普及促進に向けて、ICT活用工事に対応できる技術者の育成を図る。
講習会では、九州地方整備局や各県及び政令市の担当者が、ICT施工の実施状況や工種拡大等の取り組みなどについて説明。日本建設機械施工協会九州支部は、ICT活用工事の実践編として、主な3次元計測技術の特徴、ICT建設機械の精度管理及び認定制度への対応、3次元データの利活用、施工計画作成時の留意点などを解説する。
希望者は誰でも参加できる。受講希望者は、九州地方整備局のホームページからダウンロードできる所定の様式(エクセル)に必要事項を記入し、メールで申し込む。各会場ともに、定員に達し次第、申し込みを締め切る。講習会は、一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会のCPDS認定プログラム(5ユニット)に申請している。
講習会は、ICT施工に関する基礎知識があることを前提とした内容となっており、九州地方整備局のホームページで公開している「ICT施工eラーニング」を受講した上で講習会を受講すると、より深く内容を理解することができる。
講習会の申し込みに関する問い合わせ先は、日本建設機械施工協会九州支部(問い合わせメールアドレスict.const.jcma9@gmail.com、公式ホームページhttps://jcmanet.or.jp/shibu/kyushu/)。
《講習会の開催案内》