中小企業に於ける防災・減災事前対策計画を国が認定する「事業継続力強化計画」に関して、宮崎県と東京海上日動火災保険株式会社は、10月に県内3会場で計画策定支援セミナーを開催する。参加は無料。一般社団法人宮崎県商工会議所連合会や宮崎県商工会連合会、宮崎県中小企業団体中央会が共催する。
増え続ける標的型メールなどのサイバー事故、予測不能かつ多発している地震・台風・豪雨等の自然災害、懸念される感染症の再拡大など、中小企業や小規模事業者を取り巻くリスクは依然として高い状況にあり、こうした緊急事態を乗り切り、持続的な成長を継続していくため、事業継続力強化計画の重要性が増している。
セミナーでは、①BCPの重要性と防災のその先にある重要なこと~BCPあるあると三段活用~②事業継続力強化計画策定のポイントと認定取得者からのヒント③大切な「今から」を決める7ルールと効果的な社長のひと言―をテーマに、企業のリスクマネジメント体制構築コンサルティングを多数手掛ける中村郁雄氏が解説する。
各会場の開催日程と定員は、▽10月5日(14時30分~16時30分)=延岡総合庁舎201・202会議室(定員40人)▽10月6日(9時30分~11時30分)=都城総合庁舎第2会議室(定員80人)▽10月6日(14時30分~16時30分)=KITENビル8階大会議室(定員180人)。
受講希望者は専用のウェブサイトや開催案内に記載しているQRコードから申し込む。申込期限は9月29日。参加は1社最大2人まで。経営者や人事総務担当者の参加を推奨している。申込多数の場合は、1社1人に限定する場合がある。
セミナーの詳細は宮崎県のホームページ等で確認できる。問い合わせ先は、宮崎県商工観光労働部商工政策課商工団体担当(電話0985-26-7098)、もしくは東京海上日動火災保険宮崎支店イノベーションチーム(電話0985-23-2902)。