▲道の駅きたごうのイメージ図
日南市は、北郷町郷之原地区に整備を進めていた「道の駅きたごう」を10月1日に開業すると発表した。休憩・情報提供施設やトイレ、飲食施設、調理実習室、物販施設等を集約した主要施設の規模は、木造平屋建延べ1118㎡。当日11時から現地でオープニングセレモニーを行い、セレモニー終了後に開業する。
県道日南高岡線に隣接した道の駅「きたごう」は、北の玄関口として観光地のPRや回遊促進を図るとともに、子育て支援や交流イベント、地域活動との連携により賑わいを創出し、あらゆる世代の交流や高齢者の生きがいづくりの拠点とする。調理室を活用した食の開発・継承のほか、雇用創出や若者の活動・定住も支援する。
敷地面積は1万5379㎡で、主要施設は駐車場105台、トイレ20器、情報提供・休憩施設、観光案内所、ベビーコーナー、備蓄倉庫、公衆電話、無料Wi-Fi、広場、物販施設、調理室、飲食施設、EV充電施設、サイクルラック、バス停、北郷ふれあい交流センターなど。指定管理者のゴロウ商店株式会が運営する。
施設の整備に際しては、蟻川建築設計事務所(東京都)の設計デザインを採用。デザインを基に市が基本設計を行い、実施設計は作田建築設計が担当した。2022年度に工事を発注し、建築主体は青山・中幸JV、電気設備は九南・三光JV、機械設備は玉田商事、外構は谷口重機建設、遊具設置は富岡建設が施工した
10月1日の11時から現地で開くオープニングセレモニーでは、オープニングアクトや関係者の挨拶、テープカットのほか、地元特産品のふるまいも行う。