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三浦工務店を認定、吉原建設は更新 コスモス

 建設業労働災害防止協会(建災防、今井雅則会長)は7月28日、三浦工務店(東京都足立区)の安全衛生マネジメントの取り組みが建災防のガイドラインに沿っていることを認め、新たに「コスモス」の認定証を交付した。会見で、三浦工務店の三浦啓行社長は「社内一丸となって、モチベーションを高めて取り組んでいる」と述べ、安全衛生の確保に一層、注力する考えを述べた。

 コロナ禍の最中に工事事故が発生したことを契機に、三浦工務店は安全衛生管理の体制を一新。「工事部門に任せきりにしていた」という安全対策に全社一丸で取り組むため、安全管理専門の部署を新設し、1年がかりで安全衛生マネジメントシステムの構築に取り組んできた。同社の安全管理部長に就いた酒井利久氏は「建築の仕事とも違う、安全の奥深さを感じている」と話していた。

 この他、日鋼工業(岐阜市)と吉原建設(宮崎県都城市)、竹沢建設(富山県射水市)のコスモス認定を更新した。