都城市と日南市、三股町の2市1町は、国道222号牛ノ峠バイパスの休止区間について、1日も早い権限代行による事業再開の実現を目指すため、10月14日に決起大会を開催する。会場は都城市総合文化ホールで、時間は14時~15時。専用フォームから参加申し込みを受け付ける。個人の場合は、当日に会場でも受け付る。
牛ノ峠バイパスは、都城市早鈴町から日南市酒谷間に計画された延長20.6㎞のバイパス区間。宮崎県の権限代行路線として、当時の建設省が事業を実施していたが、1998年度以降、三股町宮村~都城市安久町区間の7.2㎞が休止状態にある。
国道222号では、宮崎県が大型車の離合困難場所解消などの現道対策など、安全で円滑な交通の確保に取り組んでいるが、異常気象時に規制区間があることに加え、近年、倒木・法面崩落により通行止めが発生している。
バイパス整備に伴い、大規模災害時等に機能するダブルネットーワークが構築され、救命・救急・支援物資等の輸送だけでなく、経済圏の拡大に効果を発揮することが期待される。都城市と日南市、三股町は、7月21日に「国道222号牛ノ峠バイパス建設促進協議会」を設立し、早期整備を関係機関に要望していくとしていた。
決起大会では、地域住民をはじめとする関係者の一層の団結を図り、2市1町の熱意を内外に発信する。決起大会の詳細や参加申し込みの専用フォームは、都城市等のホームページで確認できる。