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意識徹底し災害ゼロを継続 コマツレンタル宮崎ら

      

▲写真は後藤健太社長、大会の模様

 コマツ宮崎株式会社と株式会社コマツレンタル宮崎(いずれも後藤健太代表取締役社長)は7月29日、宮崎市内で2023年度の安全衛生大会を開催した。大会には両社から社員130人余が参加。安全講話や安全表彰等を通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図り、災害ゼロを継続することを固く誓った。

 大会挨拶で後藤社長は、「現場作業で起こる全てのヒューマンエラーは、日頃のコミュニケーションを活発化させるなど、安全意識を徹底することで防ぐことができる」と指摘。自身が安全テーマに掲げる「圧倒的な当事者意識、目的意識、郷土意識」を踏まえ、仕事に携わる全ての者の恒久的な健康、幸せを願いながら、「今後も労働災害ゼロを継続して創り上げていこう」と参加者に呼び掛けた。

 大会は午前と午後の2部構成で開催。午前の部では、コマツ宮崎営業本部の阪口安彦安全担当が労災・交通安全報告を行い、22年度の労働災害や交通事故の発生状況、安全パトロールに於ける月例点検の重要性、県内で発生した労働災害から学ぶ危険予知などについて説明した。

 安全講話では、コマツ建機マーケティング本部の藤井松幸安全環境担当部長を講師に招き、「指さし呼称とヒューマンエラー」をテーマに講演。前年度の災害を振り返りながら、フォークリフトに関する重大災害の事例や2023年度における国内重点活動などについて説明があった。

 交通安全表彰では、コマツ宮崎宮崎工場の中村政満工場長ら計9人を表彰。後藤社長から賞状と記念品が手渡された。その後、コマツレンタル宮崎レンタル事業部高鍋店の黒木海斗氏が安全宣言、コマツ宮崎サービス事業部宮崎工場の兒玉空怜氏が安全推進義務規則唱和を行い、午前の部を終了した。

 昼休憩を挟んで行われた午後の部では、コマツ宮崎の比良元尚弘営業本部長による協働についての取り組み紹介があったほか、AEDとフィットテストについて、実技訓練とテスト義務化による実施計画について説明が行われた。最後に新入社員の紹介があり、安全大会の全行程を終了した。