公益財団法人宮崎県建設技術推進機構は、９月１４日と１５日に宮崎市清武町の宮崎県建設技術センターで２０２３年度「橋梁研修」を開催する。測量設計業や地質調査業等に従事する民間の技術者を対象に、橋梁の設計・施工に関する専門的な知識の習得を図る。研修は対面形式とオンライン形式を併用して開催する。
研修初日は、株式会社共同技術コンサルタントの草野康祐氏が、橋梁設計概論及び安全性や経済性を考慮した橋梁の計画と計画設計に必要となる調査、橋梁の耐震設計における道路橋示方書の要点、下部工や杭基礎における道路橋示方書の要点、報告書のチェックポイントなどを解説するほか、設計演習を行う。
２日目は、株式会社国土開発コンサルタントの西村洋一氏が「仮設構造物の計画と計算」、株式会社晃和コンサルタントの森田伸一氏が「基礎工及び下部工の施工」、株式会社ピーエス三菱の中村雄一郎氏が「ＰＣ上部工」、株式会社名村造船所の中島祐二氏と山根茂雄氏が「鋼上部工」について解説する。
時間は、初日が９時１５分～１７時、２日目が９時～１７時１５分。定員は４０人で、うちオンライン受講者が２０人程度。研修経費は２日分の昼食代込で７０００円。オンラインの場合は、テキストや受講証明書の発送費用等に充てる。受講希望者は、９月４日までにホームページ内の専用フォームから申し込む。
オンライン受講ではＺｏｏｍを使用するため、事前にインストールを行う。接続用のＵＲＬは、研修前日までにメールで通知する。カメラやマイクがないパソコンで受講した場合は、受講証明書を交付できない場合があるため注意が必要。研修に使用するテキストは研修前日までに、受講証明書は研修後に送付する。
詳細は宮崎県建設技術推進機構のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、土木課企画研修システム担当（電話０９８５－２０－１８３０、メールmks-25@mk-suishin.or.jp）。
《研修案内》