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人命尊重が安全衛生の基本 宮崎地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する本部会長、菊地署長、大会の模様

 宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)と宮崎労働基準監督署、宮崎県土木施工管理技士会宮崎支部が主催する2023年度の建設業安全衛生推進大会が、6月29日に宮崎建友会館で開催された。大会には、会員企業の代表や技術者らが多数参加。安全講話や安全宣言を通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図った。

 挨拶で本部会長は、「安全衛生の基本は人命尊重であり、安全でストレスのない職場環境のもと、いきいきと働くことができてこそ、企業の存在意義や発展がある」と指摘。全国安全週間に合わせて開催している今大会の意義を踏まえ、「労働安全衛生の充実と労働災害防止の徹底を図ってもらいたい」と呼び掛けた。

 宮崎労働基準監督署の菊地良英署長は、管内に於ける労働災害の発生状況を説明。現場から労働災害を無くすためには、多くを占める墜落・転落災害をいかに減らすかが大きな課題であるとして、今大会を契機に、新たな目標に向けて労働災害防止の取り組みに尽力してもらうよう求めた。

 安全講話では、宮崎労働基準監督署安全衛生課の外村哲史課長が「建設業の労働災害防止」をテーマに講演。管内に於ける労働災害発生状況の推移や具体的な災害事例を示し、災害の発生要因や再発防止対策等を示した。

 また、「建設業における働き方改革」について講演した園田社会保険労務士・行政書士事務所の園田実穂氏は、来年度から建設業に適用される時間外労働の上限規則、これに基づく企業側の取り組み、2024年問題などについて説明した。

 会員を代表して安全宣言を行った環境安全委員会の村上孝光委員は、人命尊重という基本理念に基づき、自主的な労働災害防止対策の推進を図り、安全衛生に対する意識の向上と体制の充実に徹底して取り組み、「死亡災害ゼロへ向かって邁進する」「交通安全に対する意識の高揚に努め、交通災害の撲滅を図る」と、宣言文を力強く読み上げた。