建設ネット企画画像 四角 四角

発注機関に組合の専門性PR 鋼橋コンクリ構造物塗装組合

            

▲写真は挨拶する園田理事長、総会の模様

 宮崎県鋼橋コンクリート構造物塗装協同組合(園田龍男理事長)は7月24日、宮崎市内で2023年度の「通常総会」を開催した。総会には多数の組合員が出席。22年度の事業報告及び収支決算報告(監査報告)、23年度事業計画案及び収支予算案について慎重に審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認された。

 挨拶に立った園田理事長は、コロナ禍が日常生活に与える影響がようやく落ち着きを見せる一方、各地で台風や大雨等による甚大な被害が発生していることに言及。インフラ整備の一翼を担う組合として、これまで開催できていなかった講習会等を確実に開催し、発注機関に対して組合員の専門性をPRしていく考えを示した。

 議案審議では、22年度の事業経過として、工事検査に関する組合員の見解をとりまとめ、関係当局と意見交換を行ったことを報告。

 一方、23年度の事業方針に関しては、PCB等の有害物質に対する専門的な知識の習得を図るとともに、発注計画前の含有塗膜の事前調査、工事発注に伴う設計・積算・見積り等のサポート、法改正に伴う情報収集と組合員への周知、技術力の向上を目的とした講習会等に取り組み、組合員の存在感を高めていくことを掲げた。