一般社団法人宮崎県測量設計業協会(西田靖会長)は7月24日、県立宮崎農業高等学校で2023年度の「測量講習会」を開催した。県央地区の会員企業に所属する技術者が同校を訪ね、環境工学科の1年生26人を対象に、実習を通じて正しい縦断・横断測量の手法などを指導した。
測量の意義や重要性に対する国民の理解・関心を高めるため、6月3日の「測量の日」に合わせて、全国各地で測量に関連するイベントが行われている。宮崎県測量設計業協会では、測量技術者としての資質の向上や勤労精神の育成などを目的に、高校生を対象とした技術指導に取り組んでいる。
実習では、協会の技術者が各班に分かれて測量の手順を生徒に説明。真夏の日差しが照りつける中、参加した生徒は額に汗しながら、それぞれの担当に分かれて、校舎や農園など校内の敷地計測を行った。