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安全で快適に働ける職場づくり コーソクGが安全大会

      

▲写真は挨拶する西村社長、大会の模様

 株式会社コーソク(西村賢一代表取締役)を中心に、運輸・土木工事業や生コン事業などを手掛けるコーソクグループは、7月22日に日向市内で2023年度の安全大会を開催した。大会には、グループ及び協力会社の職員らが多数参加。安全運転講習や安全宣言を通じて、無事故・無災害の達成に邁進することを固く誓った。

 主催者挨拶で西村社長は、建設業の労働災害や交通事故の発生件数について言及。「一人ひとりが安全第一を意識することで、現場全体の意識も高まる」として、「本日の安全大会は、その安全意識を共有するための年に一度の大会。常に危機感を持ち、安全で快適に働ける環境づくりに努めてもらいたい」と呼び掛けた。

 来賓挨拶で宮崎県議会の西村賢議員は、地域間及び企業間競争が激化し、地方からの人材流出に歯止めがかからない現状に危機感を示し、「地域のためにもコーソクグループが成長し、一人ひとりが健康で、生きがいを持って仕事に取り組める環境をつくることが重要」と指摘。こうした環境整備に取り組んでいく考えを示した。

 安全運転講習で日向警察署交通課の落合啓吾課長は、管内の交通死亡事故が前年比で大幅に増えており、「危機的状況にある」として、事故の発生状況などを説明。また、横断歩道が歩行者最優先であることや、各地で指定が進むモデル横断歩道について説明を行い、目配り・気配りの運転を心掛けてもらうよう呼び掛けた。

 表彰式では、協力会社の▽はまゆうロード▽STロード企画▽太陽建機レンタル▽いすゞ自動車九州▽水上洋行▽日向アスコン▽トクヤマ通商▽宇部建設資材販売▽トヨテックマシン―の9社に感謝状と記念品を贈呈。また、永年勤続表彰を受賞したグループ企業の社員3人に表彰状を贈った。

 参加者を代表して安全宣言を行った小川誠氏(コーソク)は、安全で健康な職場形成や労働災害防止活動の推進に向けて、「安全に総力を結集し、地域社会に貢献する」「『時間のゆとりは心のゆとり』の基本理念に基づき、無事故・無災害を目指す」「交通規則を守り、安全運転を心掛け、マナーアップに努める」ことを誓った。