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大会契機に安全意識を更に高揚 OZONOグループ

      

▲写真は挨拶する尾園社長、大会の模様

 尾園建設株式会社と南九州尾園建設株式会社(いずれも尾園浩範代表取締役)は7月21日、宮崎市内で2023年度の「安全推進大会」を開催した。大会には、両社及び協力会社の職員が多数参加。「顧客の信頼を最高の喜びとする技能・技術集団を目指し創造していく」の経営理念に基づき、安全第一で業務に邁進することを誓った。

 挨拶で尾園社長は、社員及び協力会社の真摯な取り組みにより、ここ数年は無事故・無災害を継続していることを報告。こうした実績が元請けから高く評価され、馬毛島の防衛施設整備や天神ビッグバンなどの工事受注に繋がっていることを説明した。

 一方で、これから夏本番を迎えるにあたり、熱中症の危険性について指摘。重症化した場合には生命に関わる恐れがあることから、発症後に適切な処置を行う必要性を強調するとともに、「各自で体調管理を行い、事故や災害の防止に努めて」と呼び掛けた。

 代表取締役副社長の川元末広氏は、建設業に於ける時間外労働の上限規制や労働災害の発生状況のほか、10月から施行される足場からの墜落防止措置の強化について説明。来賓として大会に招かれた西松建設株式会社の安全の歴史を学びつつ、独自の安全文化を取り入れることで、「無事故・無災害を達成できると確信している」と述べた。

 来賓挨拶では、西松建設九州支社延岡出張所の吉田実副所長が、ヒューマンエラーに起因する事故について説明。先入観や思い込み、見落とし、知識不足、手抜き、伝達ミスによって、ヒューマンエラーは誰にでも起こりえるとして、過去のヒューマンエラーのリスト化や業務環境の見直し、安全教育の強化などを改善策に挙げた。

 労務安全部の林健太朗部長は、8月1日~9月10日に実施される墜落・転落災害撲滅キャンペーンの重点事項や転倒災害の防止対策、安全指示の適切な伝え方、危険感受性を鈍らせる要因などを説明するとともに、「今大会を契機として、各自の安全意識を高め、事故や災害が起きないように努めてもらいたい」と呼び掛けた。

 安全表彰では、協力会社表彰や個人表彰の受賞者(後記参照)に対して、表彰状と記念品を贈呈。受賞者を代表して謝辞を述べた有限会社江本土木の江本哲成代表取締役は、「本日の受賞を契機として決意を新たに、社会の変化に柔軟な会社づくりを目指し、人命最優先と労働災害の撲滅に全力を傾注していく」と意気込みを語った。

 安全宣言を行った社員代表の古澤拓也氏は、OZONOグループの経営理念を念頭に、「社員及び協力会社の作業員が各々の責任を自覚し、労働災害の防止はもとより、全ての災害防止に全力で取り組み、安全で事故の無い職場環境を形成する」と誓った。

 安全表彰の受賞者は次のとおり(敬称略)。
*協力会社表彰
▽安全最優秀賞=江本土木
▽安全優秀賞=喜多工業
▽安全優良賞=北山工業、向洋創産
*個人表彰(安全功労賞)
▽協力会社=渡辺真美(松浦興業)、原貢相(橋口工業)、大戸健太(平組)、宇野竜二(新誠工業)、谷敏夫(博栄工業)、安藤竜一郎(北都)
▽社員=古澤拓也(南九州尾園建設)、甲斐樹(尾園建設)。