公益財団法人宮崎県建設技術推進機構は、8月31日~9月1日に開催する2023年度「建設ICT研修」の受講申し込みを受け付ける。建設業や測量設計業等に従事する民間技術者を対象に、建設分野に於けるICTの基礎的な知識の習得を図る。
初日は、県内に於ける建設ICTの取組状況や今後の方向性、インフラ分野におけるDXの推進について説明。また、ICT活用工事のポイントや留意点、3次元データの処理概要を解説し、3次元点群データのフィルタ処理や3次元設計データの作成を行う。
2日目は、各班に分かれて、小型建設機械による建設ICT施工実習(小型バックホウMC)、3次元測量及び出来形管理(TLS・UAV・遠隔臨場)を実施する。講師は、建設システム、アクティオ、ライカジオシステムズ、宮崎県測量設計業協会が務める。
会場は宮崎県建設技術センター。開催時間は、1日目が9時45分~17時、2日目が9時30分~15時45分。定員は40人。公平性を考慮し、原則として1社あたり1人までの受講とする。研修経費は、2日分の昼食代込みで7000円。
受講希望者は、ホームページ内の専用フォームから申し込む。申込締切は8月21日。定員に達した場合は、締切前でも募集を終了する。24年1月25日~26日にも同様の研修を実施予定で、1月開催分については11月末~12月初旬に案内する。
詳細は宮崎県建設技術推進機構のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、土木課企画研修システム担当(電話0985-20-1830、メールmks-25@mk-suishin.or.jp)。
《研修案内》