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立地企業にメタルフォージ 油圧ハンマーを導入

 自動車や建機、農機部品等の鍛造品製造を手掛ける株式会社メタルフォージ(福本照久代表取締役、門川町)は、大型の8㌧油圧ハンマーを導入し、新たに産業用ロボット減速機ギヤ部品を製造する。7月21日付で宮崎県の立地企業(増設)に認定された。

 産業用ロボットの減速機ギヤに備え付ける部品の大口受注が決定したことから、油圧ハンマーを導入する計画。従来の空気圧ハンマーと異なり、油圧ハンマーでは重油を使用せず、少ない消費電力で稼働するため、カーボンニュートラルへの対応も期待できる。

 工場設置場所は門川町大字門川尾末10787-2で、延床面積は880㎡。設備投資額は14億7100万円を見込み、24年度に11人を新規雇用する。計画によると2023年5月に着工し、24年3月末の完成、同年6月の操業開始を予定している。