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青島海岸でゴミ拾いや流木撤去 宮崎地区建設業協会

      

▲写真は活動の模様

 宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)は7月15日、宮崎市の青島海岸で美化奉仕活動を行った。活動には、会員85社の約100人や宮崎市役所職員のほか、県立宮崎南高等学校の生徒も参加。早朝からビーチの清掃に取り組み、心地よい汗を流した。

 地域に貢献することを目的として、協会では1988年から毎年、青島美化奉仕作業を実施。海水浴シーズンに合わせて、会員企業の職員やその家族らが集まり、青島ビーチや青島本島で清掃作業を行っている。長年にわたる取り組みが高く評価され、これまでに全国海岸協会の海岸愛護功労者表彰などを受賞している。

 開始式で挨拶に立った本部会長は、地域住民や地域団体のおかげで、近年はビーチが綺麗に保たれているが、先の大雨等の影響で小さな流木の欠片等が散乱している状況を踏まえ、「ここから先は人の力が必要。私達の手で綺麗にしよう」と呼び掛けた。

 宮崎市の帖佐伸一副市長は、協会の日頃の活動に感謝の意を示す一方、全国各地で大雨による甚大な被害が発生している状況を踏まえ、「災害はいつ何時発生するか分からない。官民一体で地域の安全・安心確保に努めていきたい」と協力を求めた。

 児玉清和環境安全委員長が作業内容や注意事項を説明したのち、参加者は作業を開始。ビーチの遊泳区域を中心に、1時間程度かけて、流木の欠片やタバコの吸い殻などのゴミを丁寧に拾い集め、トラックに積み込んでこれらを撤去した。