▲写真は挨拶する松岡社長、外村社長、大会の模様
坂口建設株式会社（松岡重孝代表取締役）と株式会社三共（外村公明代表取締役）は７月７日、小林市内で２０２３年度の安全大会を開催した。大会には、両社の社員及び協力会社の関係者が多数参加。事例発表や安全活動報告、協力会社表彰等を通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図った。
大会挨拶で松岡社長は、「日々変化する作業現場の中で、絶対に安全はない」と述べ、確認を行うことで事故を未然に防げることを強調。無事故・無災害の達成に向けて、引き続き、同社の基本方針に掲げる「まず！確認」の実行を徹底することを参加者に求め、労働災害の撲滅に一丸で邁進していくことを誓った。
外村社長は、過去の事故事例を踏まえ、作業手順の遵守が事故の低減になると指摘し、ルールや規則を守ることの重要性を強調。労使が一丸となり、労働災害ゼロを目指して、「安全は何事にも優先する意識を一人ひとりが持つことを願う」と訴えた。
坂口建設篤和会の金本智光会長は、これから夏本番を迎えるこの時期、もう一度気を引き締め、安全対策を怠らないよう呼び掛けるとともに、熱中症をはじめとする体調管理に注意するよう各社に協力を求めた。
「姿勢が変われば人生が変わる」と題した講話では、有限会社キリコンディショニングカンパニーの木切倉良昭社長が講演。日常生活の癖や仕事での不良姿勢が、体への負担や痛みに繋がるとし、ゲーム感覚でできる予防体操を指導した。また、総務部の吉岡美由紀部長は、インボイス制度について説明を行った。
現場体験事例では、坂口建設土木グループの佐藤稔氏、三共製造部門の柊山健介氏が発表を行い、現場等での苦労や作業への取り組み方等を紹介した。安全活動報告では、品質監査室の河野伸二氏が、安全目標の達成報告と決意表明を行った。
協力会社表彰では、建築部門で受賞した村川建設、土木部門で受賞したくろき工業、三共部門で受賞した難波江商店の３社に対して、表彰状と記念品が贈られた。
大会では、建築グループの種子田昌秋課長が「意識が変われば見る目が変わる／一歩先読む安全意識／今日も一日頑張ろうヨシ！！」、三共製造部門の高佐昭則部長が「見逃すな危険な作業／見て見ぬふりが事故を生む声かけ合って安全確認／今日も一日頑張ろうヨシ！」と安全スローガンを発声し、全員で唱和した。