宮崎県は6月27日、条件付一般競争で「宮崎県立芸術劇場コンサートホール天井改修工事(建築)」及び「同演劇ホール他天井改修工事(建築)」の入札を執行。その結果、コンサートホールは松本建設が3億2280万円、演劇ホール他は川口建設が2億0420万円でそれぞれ落札した。
宮崎市船塚の県立芸術劇場(RC・SRC造、地下1階地上4階建、延床面積2万1999㎡)に於いて、耐震性の強化を図るためコンサートホール、演劇ホール及びイベントホールの天井改修工事をそれぞれ施工する。工期は2024年12月31日まで。整備に係る基本・実施設計は佐藤総合計画が担当した。
各案件の予定価格等は、コンサートホールが予定価格3億4796万1000円に対して、調査基準価格が3億2019万9971円(失格基準価格3億0272万6070円)、演劇ホール他が予定価格2億1824万円に対して、調査基準価格が2億0083万0050円(失格基準価格1億8986万8800円)だった。
■設備は電工社とみやえい
同日には、条件付一般競争で「宮崎県立芸術劇場ホール天井改修工事(電気)」及び「同(機械)」の入札も執行し、電気は電工社が6947万0800円、機械はみやえいが4260万円で落札した。工期はいずれも2024年12月31日まで。
前述の天井改修工事に伴う電気設備工事、機械設備工事をそれぞれ施工する。予定価格(最低制限価格)は、電気が7544万2000円(6940万7035円)、機械が4623万3000円(4254万4355円)だった。