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「安全最優先」でゼロ災を目指す 株式会社河北と協力会社

      

▲写真は挨拶する河野社長、大会の模様

 都農町の株式会社河北(河野幸治代表取締役)は7月5日、都農町内で2023年度の「安全推進大会」を開催した。大会には同社及び協力会社の社員ら約100人が参加。安全講話や安全優良施工表彰、安全スローガンの唱和を通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図った。

 主催者挨拶で河野社長は、日頃から業務を遂行している社員及び協力会社の姿勢と取り組みに対して感謝の意を示し、自社スローガンに掲げる「安全が最優先」を忘れず、業務に励むよう要請。労使一丸となって労働災害撲滅へ邁進していくことを誓った。

 河野宏介取締役会長は、7月に入り、熱中症に特に注意する時期が到来したことを踏まえ、各自で予防対策の徹底を図り、安全作業に努めるよう協力を求めた。また、今大会で得た知識を持ち帰り、日々の業務に生かしてほしいと呼び掛けた。

 安全環境部の鬼塚正博部長は、労働災害の発生状況や災害事例について説明。労働災害の防止に向けて参加者に協力を求め、安全管理の重要性を説いた。黒木幸弘取締役管理部長は、インボイス制度について説明を行い、準備を徹底するよう各社に協力を求めた。

 株式会社大塚製薬工場OS-1事業部営業部の中村環氏は、「熱中症対策」をテーマに講話を行い、熱中症の基礎や発症時の処置、予防について解説。脱水状態が熱中症を引き起こす原因の一つであるとし、小まめな水分補給を心掛けることを呼び掛けた。

 表彰式では、安全優良施工賞の土木部門で興進開発と田村産業(宮崎市)、建築部門で大成ロテックと松崎板金がそれぞれ受賞。河野社長が表彰状と記念品を授与し、受賞者の安全に対する積極的な取り組みを称えた。

 安全スローガン唱和を行った橋口友希氏は、「安全は一人ひとりの自己意識。初心忘れず、無災害。ヨシ!」と力強く決意を述べた。終わりに、河野智博常務取締役が閉会の辞を述べ、大会を終了した。