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新会長に黒木昭一郎氏が就任 宮崎県冷凍空調工業会

             

▲写真は挨拶する金子前会長、総会の模様

 宮崎県冷凍空調工業会(金子宏会長)は6月2日、宮崎市内で2023年度「第33回定期総会」を開催した。総会では、22年度事業経過報告及び収支決算報告、23年度事業計画案及び収支予算案などを原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、金子会長が勇退し、新会長に黒木昭一郎氏が就任した。

 挨拶で金子会長は、物価高をはじめとする昨今の世界情勢の変化に言及するとともに、「環境問題への取り組みやフロン対策をしっかりとやっていくことが我々の業界の使命である」と強調。また、今総会を以て自身が会長職を退くことを報告し、新体制のもとで会員が一致団結し、会を盛り立ててもらいたいと呼び掛けた。

 来賓挨拶で宮崎県県土整備部営繕課設備室の中武英俊設備室長は、県土整備行政への協力や県と協会が締結している防災協定に対して感謝の意を示すとともに、インフラの整備や維持管理、建築物の省エネ性能の向上、カーボンニュートラルの実現に向けて、今後ますます高度化・多様化する技術に関して、会員の力添えを求めた。

 議案審議では、22年度事業経過報告及び収支決算報告、23年度事業計画案及び収支予算案、青年部会事業報告を原案どおり承認。役員改選で新会長に就任した黒木氏は、金子前会長の尽力に敬意を表するとともに、「新たな手法を考えながら、これまで実現できなかったことに取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 一方、23年度の事業計画では、▽フロン取り扱い業界団体として地球環境を守る活動を行う▽高圧ガス取り扱い業界団体として法の遵守と保安に努める▽地域と連携し、技術の発展と福祉に寄与できる業界団体を目指す―を基本方針に掲げた。

 具体的には、フロンガスの回収破壊事業の促進やフロン完全回収に向けた啓蒙活動の実施、フロン排出抑制法等の関連法規の遵守、冷媒回収技術者育成のための講習会の実施、フロン取扱認定事業者資格取得の推進、フロン見える化の推進活動に取り組む。

 また、業界の健全な発展を目指し、業界団体としての社会的役割を自治体にPRし、公共事業等の適格事業所に対する分離発注を促進する。関連情報や技術情報等を会員やユーザーに提供するとともに、監督官庁や関係団体との協議、連携活動も実施する。

 当日はこのほか、一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会の大沢勉事務局長を講師に招き、フロン排出抑制法や高圧ガス保安法、冷媒の動向、特定技能外国人制度、石綿の事前調査に関する講話も行われた。

 新役員は次の通り(敬称略)
▽会長=黒木昭一郎(宮崎冷凍設備工業所)
▽副会長=嵩和郎(旭空調設備メンテナンス)、新名裕一(池上冷熱)
▽理事=向野法真(ダイキンHVACソリューション九州)、荒川弘一(九南)、小松里志(共立冷熱)、萩原直行(三菱電機住環境システムズ)、長谷川貞美(宮崎南菱冷熱)、三井幸一郎(江坂設備工業)
▽監事=田上満則(富士建工業)、佐藤巧(九州日立)
▽事務局長=徳丸幸市(ダイキンHVACソリューション九州)。