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中澤隆雄氏を会長に再選 宮崎県コンクリ診断士会

           

▲写真は挨拶する中澤会長、総会の模様

 宮崎県コンクリート診断士会(中澤隆雄会長)は6月28日、宮崎市内で2023年度「第11回通常総会」を開催した。総会では、22年度事業報告及び収支決算、23年度事業計画案及び収支予算案について審議を行い、いずれも原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選では、中澤隆雄氏を会長に再選した。

 挨拶で中澤会長は、発足から11年に至るこれまでの会の活動を振り返るとともに、ここ数年はコロナ禍の影響で活動が制限されていることに言及。一方、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが変更されたことに伴い、一定の防止対策を講じながら活動を活発化させるにあたり、会員の理解と協力を求めた。

 中澤会長を議長に選出して行われた議案審議では、22年度の事業経過として、コンクリート診断士の資格取得に向けた受験対策勉強会や会員向けの勉強会の開催のほか、宮崎県と締結している協定に基づき、土木事務所からの依頼に応じて、コンクリートのひび割れの原因と対策に関する出前講座を開催したことを報告。

 22年度の事業計画では、開催済みのものも含めて、コンクリート診断士試験の受験対策勉強会、土木事務所での出前講座、会員向けの技術講習会の開催に加え、一般社団法人日本コンクリート診断士会が主催する年次発表会に参加することを確認した。

 新役員は次のとおり(敬称略)。
▽会長=中澤隆雄(宮崎コンクリート研究所)
▽副会長=岩切立雄(フェニックスコンサルタント)、巣山藤明(九州土木設計コンサルタント)
▽理事=木田正隆(木田組生コン)
▽監事=榎本勝男(宮崎地区生コンクリート事業協同組合)
▽事務局長=岡﨑勝信(岡﨑組)。