新富町は6月22日、条件付一般競争で「三納代北地区直売所建設工事」の入札を執行し、上田・甲斐特定建設工事共同企業体が4億9400万円で落札した。農山漁村振興交付金を活用し、三納代北地区に建設する農畜産物直売所(S造平屋建延べ1463㎡)の建築主体工事及び電気・機械設備工事を施工する。
地域農業の振興や持続可能な地域農業の実現に取り組む「攻めの農業拠点」として、町と児湯農業協同組合が設立した一般社団法人ニューアグリベースは、ユニリーバスタジアム新富の北側敷地に、新規農業参入ハウスや新規作物の栽培及び試験研究用ハウスのほか、農畜産物直売所や商品開発加工施設等の施設を一体的に整備する。
当該工事では、敷地の直売所等エリア(約4㌶)内に整備する新施設の建設に係る建築主体工事(杭工事含む)、電気設備工事一式(高圧受変電設備工事含む)、機械設備工事一式(浄化槽設置工事含む)を施工する。設計は相馬建築設計事務所が担当した。
場所は新富町三納代2032番地2で、工期は2024年3月28日。入札の参加業者は、上田・甲斐特定建設工事共同企業体、志多・越智特定建設工事共同企業体、桜木・三和特定建設工事共同企業体、吉原・宮本特定建設工事共同企業体の4社。予定価格は5億3225万2000円だった。金額はいずれも税抜。