▲写真は挨拶する福田会長、総会、表彰式の模様
一般社団法人宮崎県警備業協会(福田保会長)は6月16日、宮崎市内で2023年度の定時総会を開催した。総会では、22年度の事業報告案及び収支決算案を原案どおり承認。また、23年度事業計画及び収支予算について確認報告があった。
総会に先立ち行われた表彰式では、永年勤続警備員、勤務成績優秀警備員、犯人逮捕等功労、警備教育功労者の受賞者(後述)に、福田会長から賞状と記念品が授与された。
挨拶で福田会長は、「適正な警備料金の確保と警備員に対する福利厚生の充実、給与アップなどの還元」「質の高い警備のための警備員教育の徹底」に重点的に取り組む考えを示した。その上で、若者にとって魅力ある業界を目指すべく、「安心・安全な社会構築に向けて、業界全体が連携・協力しながら、更なる発展に努めていく」と述べた。
23年度の事業計画に関しては、▽警備業務の適正化活動の推進▽教育事業の推進▽労働災害防止活動の推進▽広報啓発活動の推進▽社会・地域貢献活動の推進―などに取り組むことを確認した。
総会終了後には、元大分県警の警察官で、現在は口演家として活動する井上杉夫氏(大分県人権講師・保護司・防災士)を講師に招き、「警備業における人材育成」と題した経営者研修会も行われた。
表彰受賞者は次のとおり(敬称略)。
▽永年勤続=矢野真二(宮崎綜合警備)、西田健児(オスカコーポレーション)、藤松高行(にしけい)、西陽子(宮交ビルマネジメント)、志水大祐(F・Cガード)、杉本清治(富士総合サービス)、野本浩(南日本警備保障)、石井良一(九州ガードシステム)
▽勤務成績優秀=西田信子(九州ガードシステム)、吉田修(富士総合サービス)、栫井敬一(F・Cガード)、中野清一(オスカコーポレーション)、児玉高良(南日本警備保障)
▽犯人逮捕等功労=小泉裕仁(セコム宮崎)。
▽警備業教育関係功労=小谷里樹(九州建設サポート)。