▲写真は挨拶する坂元理事長、有水会長、評議員会の模様
一般財団法人宮崎県消防設備協会(坂元耕三理事長)は6月21日、宮崎市内で「第11回定時評議員会」を開催した。会合では、22年度の事業経過や公益目的支出計画の実施状況、23年度の行事予定について事務局から報告を受けたほか、任期満了に伴う理事及び監事の選任案を原案どおり承認。理事長に坂元耕三氏を再任した。
挨拶で坂元理事長は、新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵攻といった国内外の社会情勢に言及。厳しい状況の中で、会員の理解と協力により、協会としての活動が堅調に推移していることに感謝の意を示す一方、関係団体とも緊密に連携し、人手不足の解消や災害発生時に於ける支援体制の構築に取り組む考えを示した。
来賓として招かれた宮崎県消防長会の有水勇一郎会長(宮崎市消防局長)は、県内の消防行政や火災予防行政に対する会員の支援と協力に感謝の意を示すとともに、消防長会として引き続き、消防設備等の適正な設置及び維持管理の指導に取り組み、全ての県民が安全・安心に過ごせるまちづくりを推進していく考えを示した。
議案審議では、22年度貸借対照表及び損益計算書を原案どおり承認。また、評議員に中村吉伸氏(電工社)と山口吉規氏(山口工業)、補欠評議員に開地俊昭氏(カイチ電設)をそれぞれ選任する議案に加え、任期満了に伴う理事及び監事の選任案も原案どおり承認し、新理事の中から理事長と副理事長、専務理事を決定した。
22年度の事業報告では、各種講習会や研修会の開催状況、消防用設備等点検済票の交付状況に加え、火災予防思想の普及啓発に向けたチラシの配布、消防用設備等点検済表示制度の啓発用リーフレットの配布、防火優良認定証等のセイフティマークや関係図書の斡旋に取り組んだことを説明。23年度もこうした事業に取り組む予定でいる。
新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=坂元耕三(ヤマトボーデン)
▽副理事長=島田博良(島電工)、前田昭彦(マエダ工業)
▽専務理事=岡田繁樹(事務局長)
▽理事=松永浩二(旭化成)、濵崎幸夫(武田ポンプ店)、永田信次郎(ナガタファイテック)、伊地知訓(伊地知商会)、坂田守彦(旭消防設備)、宮元進一郎(宮元電設)、片伯部剛(かたかべ電気)、岩本好史(トーエイ電設)、西力(西水道電気設備)、服部貴幸(浄水工業)、平原啓悟(平原設備)、坂本史郎(生目設備)、川元康弘(川元設備工業)
▽監事=永岑和久(大宮通信)、鈴木茂(黒木電気工事店)。