高鍋町は、高齢者をはじめ、子供から現役世代、健常者から障がい者まで幅広い世代の交流の場として整備した「高齢者等多世代交流施設」（大字上江７７８５番地）を民間事業者に無償譲渡する。土地は有償貸付とするが、譲渡後３年間は無償貸付とする。
施設の管理運営を効果的かつ効率的に行うため、これまで指定管理者が施設の運営を行ってきたが、老朽化に伴う維持管理コストの増加や、利用者の固定化といった状況を踏まえ、障がい児支援施策及び福祉施策の充実に取り組む事業者に譲渡する。
対象施設の規模は、高齢者等多世代交流拠点施設（１９７２年竣工、２０１２年改修）がＲＣ造平屋延べ１４３３㎡、旧在宅介護支援センター（１９９４年竣工）がＲＣ造平屋建延べ８４㎡、物置が２棟。敷地面積は９０６２．９５㎡で、地目は宅地。
児童福祉法の規定に基づく児童発達支援事業を基本に、障がい児施策の充実及び福祉向上のための事業に使用することを条件とする。応募資格は、児童発達支援事業を安定的に行うことが期待でき、現に宮崎県内で児童発達支援事業を行っていることなど。
受付期間は６月１９日～７月２１日。書類審査とプレゼンテーション審査を行い、譲渡先候補者を選定する。募集要項等はホームページで確認できる。問い合わせ先は健康保険課（電話０９８３－２６－２００８、メールkenkouhoken@town.takanabe.lg.jp）。