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施設警備の基本動作など学ぶ 宮崎県警備業協会が講習

      

▲写真は事前講習の模様

 一般社団法人宮崎県警備業協会は、5月27日と28日の2日間、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「施設警備業務2級事前講習」を開催した。講習には、県内各地のほか、長崎や熊本など九州エリアから警備業従事者37人が参加。熟練講師の指導のもと、施設警備に必要な関係法規や基本動作等を熱心に学んだ。

 施設警備業務検定は、各種施設等の入出管理や施設内での事故発生を警戒・防止するために必要な知識と能力を問うもの。昨年4年に行われた講習では、受講者38人中18人(合格率47・4%)が合格するなど、大きな成果を上げている。

 講習では、1日目に警戒じょうの基本動作、自動火災報知設備の操作要領等に関する4種類の実技訓練、2日目に警察・消防機関等への連絡等に関する通報要領・巡回警備要領の実技2種類、また施設における警備業務や鍵と錠の基礎知識等の学科講習があった。

 受講者は指導者の話に熱心に耳を傾けながら、体に叩き込むように一連の実技動作を繰り返す様子が見られた。主任講師の佐野正幸氏(KBサービス)は、「合格に向けて集中して講習に取り組んでもらい、今後も警備業務に役立ててもらえれば」と話した。