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鶴島P耐震化設計、建設技術研究所が落札 宮崎市

 宮崎市は5月26日、指名競争で「鶴島中継ポンプ場耐水化実施設計業務委託」の入札を執行し、建設技術研究所が3368万1700円で落札した。宮崎市鶴島2丁目の鶴島中継ポンプ場に関して、施設の耐水化に係る実施設計(建築・電気・機械)を行う。税抜の公表金額は4223万4000円だった。

 鶴島中継ポンプ場(1985年竣工)に関しては、22年度にまとめた下水道施設耐水化計画に於いて、浸水に対する外力の設定、想定浸水箇所に対する個別対策、建築的視点での対策案の検討を行い、耐水化対策の各種基本条件の設定等が立案された。

 今回の業務は、下水道施設耐水化計画で挙げられた耐水化対策案を踏まえ、実現可能な対策を立案し、耐水化工事を実施するために必要な設計図、計算書、設計書、工事費、工事特記仕様書等を作成する。委託期間は2023年11月24日まで。

 既存施設の規模はRC造地上2階地下2階、延床面積1383㎡(杭基礎)、処理能力は0.36m3/s、対策浸水深は2.40m(洪水)。