▲写真は挨拶する日髙理事長、総会、表彰式の模様
宮崎県貯水槽清掃協同組合(日髙一郎理事長)は5月23日、宮崎市内で2023年度「第36回通常総会」を開催した。総会では、22年度事業及び決算、23年度事業計画及び収支予算を原案どおり承認。また、貯水槽清掃作業監督者歴10年以上の2人と研修受講歴10回以上の11人に対して、理事長表彰が贈られた。
総会で挨拶に立った日髙理事長は、約3年間にわたるコロナ禍で、地区別・合同研修会の中止など組合活動が大きく影響を受ける中、理事会や各委員会を開催し、組合の現状把握や今後の課題等について真剣に話し合うことができたと説明。
今後も感染症に対する警戒が必要ではあるが、「気持ちを新たに、清掃を通して安心で安全な水を届けるという私達の使命を広めていく」とともに、「行政や業界、貯水槽の管理者・設置者と積極的に交流を深めていきたい」と意気込みを語った。
来賓祝辞では、宮崎県福祉保健部参事兼衛生管理課の壹岐和彦課長、宮崎市保健所健康管理部保健衛生課の平田雅昭課長、宮崎県中小企業団体中央会の温水豊生事務局長が挨拶。壹岐課長は、安全・安心な飲料水の安定的な確保に、組合員の協力が不可欠であるとして、水道行政に対する引き続きの理解と支援を求めた。
議事で承認された23年度の事業計画に関しては、専門業者としてのスキルアップを図るとともに、貯水槽水道の適正管理に向けた研修会等の開催、世代交代等による新たな経営者や担当者の参加意識と連携体制の強化、貯水槽水道を取り巻く環境の変化に対応するための組織体制の強化等に取り組むことを確認した。
理事長表彰では、貯水槽清掃作業監督者歴10年以上の服部佳子氏(浄水工業)と長岡淳二氏(増田工業)、貯水槽清掃作業従事者研修受講歴10回以上の▽日髙俊一氏▽岩切陽一郎氏▽阿萬将大氏▽池田宗雄氏▽谷村健太郎氏▽峯本清文氏▽髙見翔氏▽下山裕介氏▽尾﨑一夫氏▽谷山誠氏▽中島博氏―を表彰した。