▲写真は挨拶する金丸部長、金丸部長
宮崎地区建設業協会青年部(金丸誠悟部長)は5月19日、宮崎市内で2023年度の通常総会を開催した。総会では、22年度事業報告及び決算報告、23年度事業計画案及び予算案を原案どおり承認したほか、新規部員の入会や昨年度に宮崎地区で開催された宮崎県建設業協会青年部連合会の連合大会に関して報告があった。
総会で挨拶に立った金丸部長は、働き方改革やDXへの取り組みなど、建設業界が新たな時代の転換期を迎えているとした上で、「青年部がこれに正面から向き合い、改善点等を見いだすとともに、国や県等に対して率先して意見や要望等を投げかけ、若い担い手の代表としての責務を果たしていかなければならない」と述べた。
また、慢性的な人手不足等にICTやDX等が有効であることを踏まえつつ、人の手が不可欠な建設産業に於いては、絶えず担い手の確保に取り組む必要があると指摘。激甚化・頻発化する自然災害の発生にも備え、災害から地域を守るのは地元建設業であることを強く意識し、誇りを持って、広く世間に伝えていく重要性を説いた。
原案どおり可決した23年度の事業計画では、宮崎地区協会が行う青島海岸での清掃美化奉仕活動への参加や連合会が実施する橋の日活動への参加、市内学校施設での奉仕活動の実施、労働災害の未然防止に向けた安全パトロールの実施、土木の日イベントへの協力、親睦レクリエーション事業などに取り組むことを確認した。