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消防庁舎新築設計、ごとう計画・設計が落札 串間市

 消防庁舎の移転整備を計画する串間市は、4月21日に指名競争で「串間市消防庁舎新築工事設計業務委託」の入札を執行し、ごとう計画・設計が8400万円で落札した。総合運動公園や市民病院、総合体育館等の隣接地に整備する新庁舎等の基本・実施設計や造成設計を委託する。履行期間は2024年3月27日まで。

 築後39年が経過する現在の消防本部・消防署(大字南方122)は、施設の老朽化や車両の大型化による狭隘化が課題となっており、最大規模の降雨で河川が氾濫した際の洪水浸水想定区域に指定されている。こうした状況を踏まえ市は、消防庁舎の移転整備に係る基本的な方針や新庁舎の機能等に関する基本計画をまとめた。

 基本計画によると、建設予定地は、総合運動公園や市民病院、総合体育館等に隣接し、県道今別府串間線と市道七ツ橋大平線及び市民病院に囲まれた敷地(約9500㎡)。緊急車両の出動や土地利用、災害時の受援機能、屋外施設の使いやすさ、近隣への騒音の影響、造成の必要性などを踏まえて、建設予定地に選定した。

 消防庁舎棟に関しては、求められる機能のほか、職員アンケートの結果等も踏まえ、必要規模を約1600~2000㎡(緊急車両用車庫・共用部等を含む)と設定する。建物を平屋建とした場合の想定面積を約1600~2000㎡、2階建とした場合の想定面積を約2350㎡(1階約1400㎡、2階約950㎡)とする。

 敷地内にはこのほか、訓練施設としての訓練棟(2棟程度・約630㎡)及び訓練場(約3400㎡)、緊急車両以外が使用する屋外駐車場のほかEV充電設備や防災備蓄倉庫、屋外倉庫、空気ボンベ充填庫、駐輪場、廃棄物置き場などの付帯設備も備える。

 新消防庁舎の規模を約1600~2000㎡とした場合の概算事業費は、約14.5~17.4億円と試算する。事業スケジュールによると、23年度に用地買収や新施設の設計、造成設計を行う予定。24年度の造成工事完了後に新施設の建設工事に着手し、25年度の完成、26年度の供用開始を目指している。