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労働環境改善、労災防止など推進 日南建築業協会

          

▲写真は挨拶する中村会長、総会の模様

 日南建築業協会(中村幸司会長)は4月19日、日南市内で2023年度「第35回通常総会」を開催した。総会では、22年度の事業経過及び決算報告のほか、受注機会の拡大や地域建築業の健全な発展、労働環境の改善、労災防止の強化などを盛り込んだ23年度事業計画案と予算案を原案どおり承認した。

 総会で挨拶に立った中村会長は、資材の高騰や働き方改革も相まって、建築業の経営環境が依然として厳しい状況にあると指摘。資材高騰対策として、県や市に現状を考慮した発注を行ってもらうよう強く要望していく考えを示した。

 一方、働き方改革に関しては、時間外労働の上限規制適用が迫る中、会員間で積極的に情報を交換することで勤務体制に関する共通認識を持ち、それぞれの企業が創意工夫を行いながら、改革に努めていける体制づくりを進めていくとした。

 中村会長は、「業界内には様々な問題が山積しているが、少しづつでも前に進めるよう、一致団結して業務に取り組んでいこう」と呼び掛けた。
 議案審議では、22年度の事業経過及び決算報告、23年度事業計画案及び予算案を慎重に審議し、いずれの議案も満場一致で承認可決した。

 23年度の事業計画では、▽公共事業の受注拡大に向けた要望活動▽限りある人材の有効活用と新規技能者の育成確保▽ボランティア活動―に加え、長時間労働の是正や現場の処遇改善及び環境整備、安全パトロールの実施、安全管理のための講習等に取り組むことを確認した。