宮崎市は、新庁舎建設に関するサウンディング型市場調査を実施する。立体駐車場と橘公園を活用して実施する民間事業の内容や実現の可能性、新庁舎に民間機能を導入するにあたっての成立可能性について、民間事業者から広く意見を求める。4月17日から参加申し込みを受付、5月22日~6月2日に個別対話を実施する。
今年度に策定する新庁舎建設基本計画では、具体的な民間施設導入の可能性について検討を行うこととしており、収益性と利便性の高い庁舎とするため、新庁舎及び立体駐車場と民間施設との複合化の可能性を調査することとしている。
計画敷地は、市民プラザや橘公園、大淀川に近接していることから、そのポテンシャルをいかした橘公園との一体的な整備、市民プラザとの連携等を視野に、市民に親しまれる新たな空間の創出に取り組む方針でいる。今回の帖佐を通じて、民間事業者が有するノウハウやアイデアを活かした公民連携手法の可能性を探る。
市場調査では、「立体駐車場と橘公園を活用して実施する民間事業の内容と実現の可能性(Park-PFI、立体駐車場の建設・運営等)」と「新庁舎に民間機能を導入するにあたっての成立可能性」の2つのパターンを想定。
各バターンに対して、①収益性の高い庁舎とするにあたって導入可能な機能とサービス②民間施設を成立させるために望ましい事業手法③事業の運営期間の想定④事業で活用する面積規模や収支見込(採算性)⑤立体駐車場の建設・運営における民間活力導入⑥市民に親しまれる新たな空間の創出の可能性や発展性―について意見を求める。
対象者は、土地・建物活用の実施主体となる意向を有する法人、または法人のグループ(設計、建設、ビル管理、金融、不動産、運営など)。参加を希望する事業者は、4月17日~5月17日に参加申込書を提出する。5月22日~6月2日に対面またはWeb会議システムで個別対話を行い、6月末頃に調査結果を公表する。
実施要領や案件概要、申込書等は、ホームページで確認できる。申込書の提出先及び問い合わせ先は、総務部新庁舎整備課(〒880-8505宮崎市橘通西1丁目1番1号、電話0985-40-1264、メールshinchosha@city.miyazaki.miyazaki.jp)。