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日本赤十字社の献血事業に協力 宮崎地区電気工組青年部

      

 宮崎地区電気工事業協同組合青年部(岩切秀峰部長)は4月6日、日本赤十字社が実施する献血事業に協力した。宮崎中央ライオンズクラブの協力のもと、組合事務所の駐車場に献血バスを設置し、組合員や所属企業の社員、ライオンズの会員が献血を行った。

 献血協力事業は、国民生活に不可欠な医療提供体制を維持するため、例年、血液が不足しがちな年度当初に合わせて、青年部が社会貢献活動の一環として実施しているもの。今年で31回目を数え、毎年、多くの組合員らが事業に協力している。

 参加者は、マスクの着用や手指の消毒、検温といった新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、問診を行う会議室が密にならないよう、時間をずらして来訪。赤十字社の職員が問診を行い、看護師の指示に従いながら、バス内で献血に協力した。

 赤十字社の担当者は、新型コロナの影響で献血を控える動きが見られた一時期よりは緩和されているものの、未だ血液不足の状況に変わりはなく、コロナと献血に関する誤った情報が広がっていることを踏まえ、正しい情報を周知する必要性を指摘する。

 青年部の岩切部長は、地域に根ざす組合事業の一環として、「困っている方々に対して、少しでも役に立つことができれば」と意気込みを語った。