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4月24日に第1回研修会を開催 水辺の工法研究会

 宮崎県とNPO法人大淀川流域ネットワークが運営する宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、4月24日に宮崎市民文化ホールで2023年度の第1回研修会を開催する。今回は「15周年記念特別講演会」と位置付け、県南会場(宮崎市)のみで開催する。4月10日まで先着順で受講申し込みを受け付ける。

 研修会は、河川や砂防に関係する行政及び企業の技術者が対象。多自然川づくりに関する全国トップクラスの研究者などを講師に招き、河川の水辺環境に関する知見や技術を習得する機会を提供するとともに、全国的な施策である多自然川づくりの理念やこれを地域に適用するための具体的な方法などを実践的に学ぶ。

 15周年記念特別講演会と位置付ける今回の研修では、大淀川流域ネットワーク代表理事の杉尾哲氏が「水辺工法15年を振り返る」と題して講演を行うほか、国土交通省九州地方整備局の藤巻浩之局長を講師に招き、「川と人との関り」をテーマに講演する。

 開催時間は13時から16時45分まで。定員は1200人。税込の受講料は一人あたり3200円。受講希望者は、専用フォームに必要事項を入力して送信し、受講料金を指定講座に振り込む。入金確認後、受講申込受付証を電子メールで返送する。申込後に業務の都合等で受講できなくなった場合は、受講者の変更を認める。

 受講者は、受付時に配布するレポート様式に研修内容のレポートを記入し、終了時に提出する。受講認定証は、レポートを審査したうえで、各土木事務所または西臼杵支庁土木課で配布する。認定ポイントは5点。

 研修会は、一般社団法人全国土木施工管理技士連合会のCPDS認定講習、一般社団法人建設コンサルタンツ協会のCPD認定プログラムとして申請する。初めて受講する者は、研修会当日に受講者カードを作成するため、写真1枚と顔写真付きの身分証明書を持参する。2回目以上の受講者は、作成済の受講カードを持参する。

 詳細はホームページ(http://www.oyodo-river.org/)で確認できる。研修会に関する問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(NPO法人大淀川流域ネットワーク事務局内、〒880-0013宮崎市松橋1丁目36小松排水機場内、電話0985-78-2655、メールmizube@oyodo-river.org)。