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4月から県内3会場で監理技術者講習 宮崎県技士会

 宮崎県土木施工管理技士会は、2023年度に県内3会場で開催する「監理技術者講習」の開催日程を公表した。宮崎会場は、▽4月27日▽5月15日▽8月24日▽11月15日―に宮崎県建設会館で開催。都城会場は9月21日に都城建設会館、延岡会場は6月15日と10月12日に延岡建設会館でそれぞれ開催する。

 建設業法の規定に基づき、公共工事等の監理技術者には、国土交通省の登録講習機関が実施する監理技術者講習を5年に1度受講することが義務付けられている。また、21年1月の制度改正で、監理技術者講習の有効期間を一律12月末に見直し、12月末までの間であれば受講時期を選択することが可能になった。

 技士会が開催する監理技術者講習は、監理技術者として経験豊富な講師による対面方式で開催。講習後には、技士会が運営する継続学習制度(CPDS/12ユニット)を代行申請し、修了試験の成績が会場の平均点以上の場合は3ユニットを追加する。

 講習のカリキュラムは、▽建設工事に関する法律制度(総論・法令)▽建設工事の施工管理(施工計画・原価管理・工程管理)▽建設工事の施工管理(品質管理・安全衛生管理)▽建設工事に関する最近の技術動向等(環境管理・最近の動向)―など。最後に、講義の理解度を把握する修了試験を行い、監理技術者講習修了証を交付する。

 テキスト代や講習修了証発行手数料、消費税を含む受講料は、インターネット申し込みが9500円、郵送申し込みが9800円。ただし、4月1日以降は、インターネット申し込みが9570円、郵送申し込みが9900円となる。

 受講希望者は、所定の申込書に必要事項を記入して、全国土木施工管理技士会連合会へ郵送するか、同連合会のホームページの専用フォームから申し込む。講習の詳細は、宮崎県土木施工管理技士会のホームページで確認できる。問い合わせ先は、宮崎県土木施工管理技士会事務局(電話0985-31-4696)。

講習の開催案内