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とんところ地震テーマの絵本を寄贈 宮崎「橋の日」実行委

      

▲写真は贈呈式の模様

 子ども達の防災教育に役立ててもらおうと、宮崎「橋の日」実行委員会(大田原宣治会長)は、1662年に日向灘沖で発生し、宮崎市の木花地区に甚大な被害を与えた「とんところ地震」を題材とした絵本100冊を宮崎市に寄贈した。2月22日に市役所で贈呈式を行い、大田原会長が清山知憲市長に絵本を手渡した。

 絵本では、主人公の女の子が外所(とんところ)地震や津波といった自然災害を乗り越え、家族とともに逞しく成長していく姿を描いている。作成にあたっては、関係団体や企業等が協賛し、延岡市のイラストレーターが協力した。2020年には、宮崎県教育委員会を通じて、県内の全ての小学校に絵本を寄贈している。

 贈呈式で清山市長は、近い将来に高い確率で発生が危惧されている南海トラフ巨大地震について言及。自然災害に対する備えが重要であるとして、子ども達が身近な過去の教訓を通じて防災を学ぶ意義を強調した。今回、贈られた絵本は、市内沿岸部など災害リスクの高い保育園や幼稚園、こども園に送付する予定でいる。

 大田原会長は、国内外で大規模な自然災害が頻発し、甚大な被害が生じていることを踏まえ、「絵本を通じて、子ども達に日頃から危機意識を持ってもらい、有事の際に我が身を守るなどして、実生活に役立ててもらいたい」と話した。

 宮崎「橋の日」実行委員会では、毎年8月4日の「橋の日」に行う清掃や献花といったイベントのほか、私パンフレット等を通じた「橋の日」記念日の広報活動、自治体が実施する橋の日イベントの支援などに取り組んでいる。