▲写真はイベントの模様
高千穂地区建設産業団体連合会と西臼杵支庁土木課、高千穂町役場建設課、日之影町役場建設課、五ヶ瀬町役場建設課、延岡河川国道事務所が主催する「土木の日ふれあい祭り2023」が、12月2日に高千穂町総合公園で行われた。建機の試乗や展示など、土木にちなんだイベントを行い、訪れた子ども達が土木とふれあった。
11月18日の「土木の日」に合わせて、道路や河川など社会資本整備の重要性を認識してもらうとともに、土木技術及び土木事業に対する理解を深めてもらうことを目的に、全国各地で土木に関するイベントが催されている。同イベントは昨年、17年ぶりに復活し、各種団体の協力のもとで今年も開催された。
職業体験コーナーでは、ドローンの飛行実演や高所作業車の乗車体験、レンガ橋づくり、バックホウでの模型魚釣り体験などに子ども達が挑戦していた。また、モルタル手形の作成体験やモザイクタイルの貼付体験、ミニユンボでのお菓子すくいなど、盛りだくさんのイベント内容に、参加者が楽しみながら体験していた。
会場では、振動ローラやミキサー車、バックホウ、ダンプカー、クレーン車等が展示され、試乗体験も行われた。参加した子ども達は、「重機の操作が楽しかった」「重機に試乗してみて、重機を使った仕事がしてみたいと思った」などと笑顔で話した。
イベントではこのほか、建設中の国道218号五ヶ瀬高千穂道路の童里トンネルで見学会も行われた高千穂地区建設業協会の工藤勝利会長は、「建設業について理解や興味を持ってもらい、建設業に携わりたいと思う子ども達が増えてもらえれば」と期待を込めた。