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関係法規や基本動作など学ぶ 交通誘導2級事前講習

      

▲写真は講習の模様

 一般社団法人宮崎県警備業協会(福田保会長)は11月25日と26日の2日間、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「交通誘導警備業務2級」の事前講習を開催した。県内及び九州各県から警備業従事者64人が参加し、交通誘導警備に必要な関係法規や基本動作等を学んだ。

 交通誘導警備業務検定は、工事現場等で交通事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。宮崎県公安委員会は、県内の国道等22の主要路線で工事を行う場合、1現場に最低1人以上の検定合格警備員の配置を義務付けている。

 今回の講習では、交通誘導警備に必要な基本動作や素手による後進誘導要領、二次災害防止要領、スクランブル方式での負傷者の搬送要領や警察機関等の連絡要領などを指導した。受講者は講師の指導やアドバイスに従いながら、翌週実施される特別講習での検定合格を目指し真剣に受講していた。

 主任講師を務めた佐野正幸氏は、「学科と実技の講習で今回学んだ内容をしっかりと把握し、今後の仕事に活かしてもらいたい」と話した。